任豚(43無職)「おでこのメガネでデコデコデコリーン Switchとおはなしするぶひ〜〜」

母（７３）「ニシオ、おもちゃは大切にしなさい。」

ニシオ（４３）「ふーん、こわれてもいいよ。任天堂神対応で治るし、また新しいの買えばいいし。」

母親はため息をつきながら片付けをする。

田舎から来ていたおばあちゃん（９３）が現れた。
「おやおや　ニシオはまだ無職なのかい。どれ、ワシの魔法のメガネをかしてやろう。」

ニシオ「なんだブヒー　こんなメガネ・・・あれ、あれれ・・・おでこのメガネでデコデコデコリーン！！」

Switch「こんにちは　ニンタック」
ニシオ「なんだここはブヒー」
テレビ「いたいよー、いたいよー！」
Joyコン「ニシオくん、壁にぶつけるのはやめてよー！」
Wsitch本体「Joyコンのスライドレールが破損しているの。もっと優しくしてほしいな。」

Alarmo「無職ニートで昼夜関係ない生活してるのにボクを買う必要あったの？」

ニシオ「どうしてしゃべれるの？」と聞くが、
Switch「私たちはいつもニシオくんを見てるの。でも、大事にされないのが悲しいの。」
任天堂製品たちは泣きながら訴える。ニシオの心に少しずつ罪悪感が生まれる。

ニシオは不思議な力で「ニンテンドーランド」に連れて行かれる。
そこは壊れ任天堂製品が集まる暗く寂しい世界。

ひび割れたゲームボーイ、端の折れたプラスチックトランプ、腕が取れた光線銃のガンマンがいる。

ファミコンロボ「ニシオくん、ここは大切にされなかったおもちゃたちが集まる場所だよ。」

ニシオは怖くなり、「僕がこんなにたくさん壊したの？」と聞く。

ファミコンロボ「そうだよ。でも、君が変われば、この世界は元に戻るかもしれない。」

ニシオは自分の行いを思い返し、
「ボク、まちがってたぶひー　今までごめんね……」と涙を流す。

朝、ニシオが目を覚ますと、任天堂製品たちが静かに元の位置に戻っている。
ニシオ「あれ、夢だったのかな……？」

しかし、心に残るのはおもちゃたちの泣き声と寂しそうな姿。
母親がリビングに入ってくると、ニシオが一生懸命おもちゃを丁寧に片付けている。

母親「ニシオ、どうしたの？今日はお片付けが上手ね。」

ニシオ「任天堂製品はなんかバグってて幻覚見せてきて怖いからこれ売っぱらって今すぐPS5買ってこいよババア」　ガシャーン　ドンガラカッシャーン・・・
[End]