サイバーパンク『PS4/Xbox One と比べてメモリ/パフォーマンスの状況がはるかに良好』

開発スタジオCD Projekt REDはどのようにしてこれを実現したのでしょうか？他のゲーム機と比較したSwitch 2のパフォーマンスについて、何がわかるでしょうか？そして、Switch 2のマウス操作オプションはどうなっているのでしょうか？

サイバーパンク開発スタジオCD Projekt REDのスタッフに、この件についていろいろと質問してみました。メールで、スタジオのベテランエンジニアの一人、ティム・グリーン氏からいくつか回答をいただきました。

まず、CDPR によって確認されたいくつかの基本事項:

内容:サイバーパンク 2077: アルティメット エディションと呼ばれるこのゲームには、2020 年のオリジナル ゲーム完全版、多数のアップデート、そして高く評価されている2023 年の拡張パック「ファントム リバティ」が含まれています。

ゲームは英語で出荷されるため、必要なダウンロードは追加の言語パックのみです（日本では日本語で出荷されます）。

ファイルサイズ：グリーン氏はGame Fileに対し、このゲームは物理版とデジタル版合わせて「およそ64GB」だと語りました。（グリーン氏：「物理版はすべてゲームカードからプレイします。」）

仕様: Green 氏によれば、「現在、テレビ品質モード、テレビパフォーマンスモード、ハンドヘルド品質モードで 1080p の解像度をターゲットにしており、ハンドヘルドパフォーマンスモードでは 720p のパフォーマンスをターゲットにしています。」

グリーン氏によると、Switch 2をドックに接続してテレビでプレイすると、よりパワフルな『サイバーパンク』が動作するとのことだ。「しかし、プレイヤーが外出先でプレイする場合でも、ディープラーニング・スーパーサンプリング（DLSS）は引き続き活用されます」。DLSSは、Switchのチップを製造したNVIDIAの独自技術で、AI/機械学習を用いて高解像度のグラフィックをリアルタイムでレンダリングする。「このモードには、可変リフレッシュレート（VRR）技術など、特別な最適化が施されており、美しいだけでなく、スムーズな動作も実現しています」とグリーン氏は付け加えた。

数週間前、ニューヨーク市で行われた任天堂のSwitch 2ショーケースイベントで、『ホグワーツ・レガシー』のスタジオであるアバランチ・ソフトウェアの技術責任者は、同ゲームのSwitch 2版に「約1年」取り組んできたと語った。『シヴィライゼーション VII』のエグゼクティブ・プロデューサーは、Switch 2版は10月から開発が進んでいると語った。

CDPRのグリーン氏は、サイバーパンクをSwitch 2向けにどれくらいの期間開発してきたのかという期間については教えてくれなかった。「正確な数字は言えない」としながらも、任天堂から新しい機種について最初に説明を受けた後の同僚たちの反応を思い出した。
https://www.gamefile.news/p/cyberpunk-2077-ultimate-edition-switch-2-cd-projekt-red