任豚(42)「ママのうそつき！9がつのたんじょうびにはPS5かってくれるってゆったのに（><）」

そこへ、別れた夫がやってきた。

キム・ジンホ(67)「ウィ〜〜　邪魔するぜ　ひさしぶりだなニシエ。近くに来たついでに寄ってやったぜ。」
ママ「ヒッ　あなた・・・」
酒のにおいがぷんぷんする。
ニシオの実父ではない、ろくでもない男だった。ニシオが生まれた当時から、左手の小指が無かった。

ジンホ「ぐへへへへ　なんだニシオ　まーだママと暮らしてたのか。働かないところだけはホント俺と似たよな。ま、血はつながってないけどなｗｗｗｗ　とっとと俺みたいに女見つけてジゴロになっちまえよ。
ま、お前みたいな魅力ゼロの境界知能のチー牛キモヲタには難しいかな。せめて俺を見習ってジムに通って体型だけは絞れば誰か養ってくれるいい女見つかるかもしれないぞ。ママを楽にさせてやれよ。ガハハハハハハハ」

ニシエは真面目な働き者なのだが、悪い男に騙されやすい体質だった。ジンホを含めて別れた夫は５人いる。ジンホは２番目であった。
いま老骨に鞭打ってフルタイムで働いているにもかかわらず困窮しているのは、蒸発した５番目の夫（ヤクザに山に埋められたと思われる）の残した借金を返し続けているからである。

ちなみにニシオの実父はその５人のうちの誰でもなく、４３年前に公園で知り合った名も知れぬ境界知能の若いホームレスだった。
心優しいニシエは公園で身の上話を聞いてあげた上にテントの中で一発やらせてあげて、その結果できたのがニシオであった。

ママ「それで何しに来たの？」
ジンホ「あ゛ー　ちょっとスッカラカンでな。飲み代借りに来てやったんだよ」
ママ「お金なんてないわよ！毎日モヤシとオカラで生活してるのよ」
ジンホ「あいかわらずシケてんなぁ・・・　ん？その封筒はなんだ？見せてみろ！」
ママ「駄目っ　そのお金は・・・」
ジンホ「なんだ　６万以上あるじゃないか。ちょっと借りてくぜｗｗｗｗ」
ママ「駄目！駄目なの！　それはニシオのPS5のために貯めたたいせつなオカネなの。返して！」
ジンホ「うるせえ！　女が生意気に意見してんじゃねぇ！」　バシッ
グーで殴られたニシエは吹っ飛んだ。
ジンホ「高級ソープで豪遊する資金ができたぜ　ガハハハハハハハ・・・」

ニシオ「う゛〜〜っ　う゛〜〜〜っ」
ジンホ「なんだその目は　俺と喧嘩すっか？」　ドカバキッ　ドゴッーー！
中途半端に鍛えているジンホには、２５歳も若いとは言え３０年間引きこもりでブヨブヨのニシオではかなわない。
ゴスッゴスッボゴッメキョッゲシッゲシｔゥ・・・　ニシオに対する暴力は続く。

グサッ
ジンホ「うっ」
ジンホの背中には包丁が突き立っていた。
ニシエ「ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ」
それは、男の言いなりになりつづけてきたニシエの、人生始めての反逆だった。
ジンホ「コノッ　てめぇ〜〜　ゴボゴボッ・・・」　バタッ…

ニシオ「ママ！　ママーーー」
血まみれの包丁を両手で持ち顔を腫らした母親にかけよる。
ママ「ごめんねニシオちゃん。ママ、刑務所に行かなくちゃならないの。PS5買ってあげる約束果たせなくてゴメンね・・・」

こうしてニシエは警察に出頭し、逮捕されていった。
幸運にも、ニシエについた刑事さんがとても親身だった。
境界知能の引きこもりの息子がいる、とても気がかりだ、という話をよく聞いてくれて、市の福祉課にすぐ連絡してくれたのだった。
施設に収容されたニシオ。同じ悩みを抱える人達といっしょに生活することになった。

B型作業をけんめいに続けて数年後、スキルを身に着けたニシオはA型作業に昇格した。
つまり自活できるようになったのである。
念願のPS5を手に入れると同時に、刑務所の母に面会にも行くようになった。

そして母は80を前に出所した。殺人とは言え情状酌量が加えられ軽い罪で済んだのだ。
母子水入らずの生活が戻ってきた。社会人として一皮むけたニシオは、今度こそ母に恩返しするのだと誓ったのであった。
[End]

職業としてのホームヘルパーは当然いまでもありますぅぅ〜〜ｗｗｗｗ
エアプ乙ーーーーーｗｗｗｗｗ

僕が無知でしたごめんなさいぃいいいいい（＞＜）

勉強になったぁああああ　ありがとうーーー！！！