神谷「PS2の大神は大失敗だった、フォトリアルにしたかったがハードが低性能で無理だった」

大神は、初動の売上では「大失敗」だった、とディレクターの神谷英樹氏は語った。もっと成功していたら、開発元のクローバーは翌年中止するのではなく、「おそらく継続していただろう」という。

「『大神』でも15万本は売れたんですか？」と尋ねた。
「最初の出荷は9万本。大失敗でした。もし成功していたら、『クローバー』はおそらく続いていたでしょう。」

神谷氏は『大神』は最終的に採用された伝統的な日本の芸術スタイルではなく、当初はフォトリアルなものになる予定だったと語った。

「あなたが参加する前の当初、私たちは写真のようにリアルなスタイルを使おうとしていました」と神谷氏は中村氏に語った。「しかし、この広大な自然環境をプレイステーション 2 で作成するのは不可能だということが明らかになりました。」

神谷氏は、当時カプコンが開発していたゲームキューブ版『バイオハザード』のリメイクにインスピレーションを受けたと語った。「それを見た時、そのリアルさに驚きました」と神谷氏。「写真のようなリアルさのレベルが非常に高かった。ホラーではなく、もっと明るい作品に使えたらいいなと思いました」

制限あるから創意工夫が生まれるのは至極当然

高性能じゃなきゃ価値がないってんならPS2もダメダメだったってこと？