先生「いじめはいけませんよ！俺君、B君、C君、任豚くんにあやまりなさい」

流し台にて。
3人は石鹸で念入りに手を洗っていた。
俺「クッソー　あいつ先公にチクりやがった」
B「握手キツいわー　しょっちゅう鼻くそほじってるしトイレから出て手も洗わないんだぜ」
C「先公がうるせーから今後はステルスでいじめようぜー」

ノートを破った紙に色とりどりのカラーペンで『バカ　4ね　臭い　エンガチョ　ルンペン　ぼくはゴミです　けってください　人間の欠かん品』と書く。
帰り、任豚の背後から忍び寄って背中にセロテープで貼りつける。鈍いから気づきもしない。
学校を出るまで気づきもしなかった。家に帰るまでおそらくそのままだっただろう。

次の日は任豚の席に花を置いておいた。
次の日は授業中にみんなに配布するプリントを任豚だけハブった。
次の日は任豚の机と椅子ごとトイレに隠しておいた。
次の日はトイレに行っている間に任豚のカバンに毛虫を入れてやった。
次の日は体育館シューズをゴミ箱に捨ててやった。

そのたびに先生が「やったのは誰ですか！」となるも、誰も名乗り出ない。
先生「俺くん、Bくん、Cくん、何かこころあたりない？」
俺「知りませんよーー」 (ﾆﾔﾆﾔ
B「任豚くんとはこないだ仲直りして友達だからそんなことしませんよ。」 (ﾆﾔﾆﾔ
C「ショーコもないのにボク達を疑うんですか？　傷つきますよ」 (ﾆﾔﾆﾔ
先生「・・・」

クラスメートもみな俺達の味方なので誰も告発しない。
しようものなら自分がターゲットになると分かっているからである。
仮に先生が俺達が犯人だと決めつけてかかろうものなら、市議会議員をやっている俺のママが黙っていないだろう。
公務員である公立の教師などザコすぎる。

こうして学級の平和と秩序は保たれている。

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先生「俺君、B君、C君、いじめはいけませんよ！任豚くんにあやまりなさい！」

これでいいか