任豚が学校のトイレで首吊って死んでたwww

直感して上から個室に侵入して任豚のポケットを探ったら遺書があった。
「染谷くん、西田くん、井口くんからいつも暴力ふるわれたり上履きやカバンを隠されたりして生きジゴクになっちゃうよ、僕は死にますおかあさんごめんなさい」などと原稿用紙３枚にわたって長々と恨み節が書かれていた。
危ない危ない。やはり俺（染谷）の名前をかかれていた。先に見つけて良かった。これはちゃんと隠滅しないと。
小学生ながら俺くんの危機管理能力は卓越していた。
ちなみにポケットをまさぐったとき荷物かけフックが外れて任豚の巨体（小学生なのに８０キロある！）が落下して床に溜まった自分の大便に顔からダイブしたｗｗｗｗ生き方もミジメだったけど死に方までミジメだなｗｗｗｗ

そのままトイレから脱出し何食わぬ顔で午後の授業に参加。
任豚が授業に出てこないことは担任も何も言わない。こないだも無人の音楽室のロッカーに閉じ込めてガムテぐるぐる巻き放置されてたし「またか」と思ったのだろう。
大便に顔を突っ込んで変わり果てた姿の任豚がトイレで正式に発見されたのは放課後のことだった。

自殺の原因について、みんなでいじめていたことはクラスメートも担任もみんな知っていたのだがクラスの平和と秩序のためにみんな口をつぐんだ。
担任や校長が圧力をかけたわけではなくみんな自主的に沈黙を保った。大人も子供もどうするのが最善かわかっていた。
遺書など無いので学校は「いじめは無かった」と発表して丸く収まった。
任豚の汚い字の遺書は校舎裏で西田・井口といっしょにゲラゲラ笑いながら読んだあとタバコ用に持っていたライターで燃やした。
俺等で隠滅しなかったとしてもどーせ先生が隠滅してくれていただろうし、俺ら悪くないよね。

告別式にはクラスみんなで参列した。
母からもらっていた香典を渡さずに西田・井口と３人でゲーセン行って豪遊したｗｗｗｗ
リアル昇竜拳のサンドバッグになってくれた任豚を思い出しながらスト２’ TURBOで対戦しまくった。

あれから３０年経つけど級友の西田・井口とは年１ぐらいで会ってよく酒を飲みながら昔の思い出話に花を咲かせる。
子どものときはヤンチャだけど楽しかったなーーー　って。
タバコも吸ったし万引きもしたしバイクも乗ったけど、３人ともちゃんと大学入って社会人として中の上ぐらいの生活をしている。